いま、新築建築には厳しいコストマネジメントが求めらています。
建設コストに占める躰体の割合を考えれば、概算であれ精算であれ、もはや総合建設業での「鉄骨拾いはファブまかせ」という時代は 終わったと言えるのではないでしょうか。
精算には当社の永年のCAD技術が積算に生かされています。
独自の3次元モデルは、「簡単な入力」と「精緻な積算」という相反する 条件を見事にクリアしており、部材重量、溶接長、ボルト本数、塗装面積、 どれをとっても精度は抜群です。
また、3次元モデルのグラフィックスで物件の確認ができるので、 安心して資料作成することができます。
更にこのデータをファブリケータに渡すことにより、鉄骨工作図面や型紙作成などの手間が省略でき、打ち合わせもスムーズで工期やコストを大幅に縮小することができます。
さらに、ダイヤや仕口も自動で生成され、拾われます。
積算ソフトである「すけるTON」で入力を行い、その結果をBIMソフト (Autodesk Revit等) へ受け渡す事も可能になりました。 鉄骨に特化した「すけるTON」ならではの、簡単で軽快な入力により、素早くBIMにつなげることが可能です。
・主要構造材(柱、大梁、小梁、ブレース)
・基礎(独立基礎、杭基礎、布基礎、ベタ基礎、基礎柱、地中梁、スラブ・土間、腰壁)※1
・主要構造材のスプライスプレート、ガセットプレート
・ボルト本数
・溶接長
・塗装面積
※1.基礎はオプションです
設備CADで入力した梁貫通孔の情報を、CSVデータ経由で取り込むことができます。
取り込み後、すけるTON で編集したデータをIFCで出力し、設備CAD側で読み込むことで、繰り返し検討することも可能になっています。